Blue Prism Portalとは?

この度は当記事を見つけていただき誠にありがとうございます。
この記事でBlue Prism Portalのことを理解していただき、Blue Prismの更なる利活用にお役立てください。

※本ページのリンク先にはBlue Prism Portal内の資料へ案内しているものが含まれます。

Blue Prism Portalとは

Blue Prism Portalとは、業務自動化の実践を支援するためにBlue Prismが提供するコンテンツで、以下のページで構成されています。

  • ・豊富な製品情報を提供する「Documentation」 👉👉👉
  • ・バージョンごとの新機能追加などが記載されている「Blue Prism online documentation」 👉👉👉
  • ・ユーザー同士で交流できる「Community」 👉👉👉
  • ・Blue Prismソフトウエアについて学べる「Blue Prism University」 👉👉👉

Blue Prism Portalへの登録方法

Blue Prism Portalへの登録
Blue Prism Portalは、ユーザー名とEメールアドレス等をウェブページから登録することで、無料で利用できます。

またこのポータルサイトはBlue Prismをご利用されていない方でも登録が可能です。少しでも興味が湧きましたら登録して、コンテンツをご覧ください。

登録ができたら実際にBlue Prism Portalに入り、まず最初にドキュメントを確認してみましょう。Blue Prismユーザーに尋ねてみると、ポータルの中で最も有益なコンテンツはドキュメントであるとの声が挙がっています。

Documentation

ここでは、Blue Prismの活用に役立つコンテンツとして、「ブラウザ自動化ガイド」「再利用可能なオブジェクト設計へのガイド」「開発ベストプラクティス」の3つを紹介します。

Documentation>>

・ ブラウザの自動化ガイド

ブラウザ自動化ガイドでは、ロボット作成で不可欠となる、ブラウザアプリケーションの自動化に取り組んでいるBlue Prismデベロッパーを対象に、便利なアドバイスや役立つヒントが提供されています。

WebアプリをInternet Explorerから直接起動する際の具体的な操作方法や、ブラウザを統合する時に使用できるスパイモード、ポップアップウインドウの作成、Webアプリケーション経由でJavaアプリケーションが起動する方法、など、具体的な機能について、詳しく解説しています。

また、RPAでは検証環境での設定を流用して本番向けのロボットを開発するケースがよくあります。検証環境は本番環境とURL等が異なることがあるため、本番実行する際にURLを変更するなどの処理が必要となります。そうした環境変数や、ソフトウエアロボットの稼働時間を制御する際に使うセッション変数の設定についても、解説しています。

ブラウザ自動化ガイド>>

・ 再利用可能なオブジェクト設計へのガイド

Blue Prismはオブジェクトをプロセスに組み込んで作るRPAです。オブジェクトは部品、プロセスは完成したロボットと捉えてください。部品に変更が必要になる度に全てを作り直すロボットでは非効率的なので細かな動作ごとにオブジェクトを分けて作ることが重要となります。

Blue Prism Portalにある文書「オブジェクト設計ガイド」では、効率的で拡張性を備え、再利用可能できるオブジェクトを設計するための方法を説明しています。このガイドでは、アプリケーションごとに1つのオブジェクトを使う設計と、アプリケーションごとに複数オブジェクトを使う設計を比較し、各アプローチのメリットとデメリットが解説されています。冒頭に述べたメリットの他にもメリットが解説されています。

再利用可能なオブジェクト設計へのガイド>>

・ 開発ベストプラクティス

ロボット開発を行うとき、「安定性」「メンテナンス難易度」「パフォーマンス」など、開発後に運用することまで想定して進めることが重要です。Blue Prism Portalでは、上記の悩みを解決する開発ベストプラクティスも提供されています。

ベストプラクティスの中でも、特にオブジェクトの開発に関する内容は重要です。待機ステージでレイテンシを吸収する、任意の待機を使わない、オブジェクトから公開されたアクションを呼び出さない、オブジェクトで業務上の決定をしない、ループ処理には回数設定を必ず行い無限ループを回避するなどといった、オブジェクトの扱いにおいての様々な注意点があります。

開発ベストプラクティス>>

ドキュメントにはこういったあまり変更のないガイドのようなものの他にバージョン更新時のリリースノートのようなものもあります。

Blue Prism online documentation

Blue Prism online documentationも非常に便利なページです。

Blue Prism 6.10/6.9/6.8/6.7などのバージョンごとに、日本語を含めた複数の言語でリリース情報を提供しています。

Blue Prism online documentation>>

Community

Blue Prismはオンラインコミュニティの活動も盛んです。 コミュニティページのトップではBlue Prismに関連する最新のイベント情報も把握でき、効率的な情報収集ができるようになっています。

ジャパンコミュニティという日本語コミュニティも存在し、 開発や運用方法など様々な議論が交わされています。 この記事を書いた時点でジャパンコミュニティは2,500名近いメンバーが所属し、運用や開発で起こるさまざまな課題をお互いに解決しあっています。

文字数をバイト数でカウントしたい」や「読み取った値をExcelの検索品番の同列のセルに記入したい」のような個別具体的な質問があり、同じ悩みをお持ちであれば過去のやりとりを参考にすることが可能です。 コミュニティサイトの性質上、Googleでは検索しても出てこないのでコミュニティに参加するだけでも大きなメリットが得られるでしょう。 そしてBlue Prismに慣れてきた時、 自身が直面して解決したことのある課題には積極的に回答していくのも大切です。

ジャパンコミュニティ>>

Blue Prism University

Blue Prismを「学びたい」という方のためにBlue Prism社は、誰でも受講できるインテリジェントオートメーションのトレーニング、認定、コミュニティのプログラムとして、Blue Prism Universityを提供しています。

トレーニング、アカデミア、コミュニティ、認定制度など豊富な内容で構成されています。一部日本語字幕の付いているコンテンツもあり、受講コースとして、例えば開発ベストプラクティスやBlue Prism UI Automation Modeなどが提供されています。

こちらの情報は英語のものが多いですが、業務の自動化やRPA、そしてBlue Prismの活用など、より広く、深く、理解を促進するための情報が提供されています。英語がどうしても苦手という方には弊社ハンズオントレーニングをおすすめさせていただきます。

Blue Prism University>>

日商エレクトロニクスが提供するハンズオントレーニング

弊社が提供するBlue Prism認定トレーニングは、Blue Prismの公式ウェブサイトに日本唯一のトレーニングパートナーとして紹介されており、 初心者を対象にした2時間半の無料体験コースも提供しております。Blue Prismに触れてみたい方に、Blue Prismの持つRPA概念の理解と操作のイメージを体感いただける内容となっております

その他にもレベルに合わせたコースをご準備しておりますのでご興味ある方は、下のリンクよりご確認ください。

さて、Blue Prism Portalを利用することで使えようになる様々なコンテンツをご理解いただけたでしょうか?

これだけ多くのドキュメントやサポート、ユーザーコミュニティを利用することができるBlue Prism Portal。 少しでも興味が湧いた方は無料で登録できるのでどんなものかを実際に見ていただければと思います。

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